サルタの釣り魚

日本の海で、釣れる魚の生態、食べ方、そして釣り方を紹介しています。

大食漢な深海魚 ”あら”

魚名  ーあらー 𩺊

生態:やや深海性で沖合いの岩礁域や貝殻混じりの砂泥域に生息する。

体は紡錘形でやや側扁して長い。

吻部は尖っており、口は大きく、下顎は上顎より突出している。

背ビレは1基で13棘あり、エラ蓋に後方へ向う大きな鋭い棘がある。

鱗は非常に小さく、体色は体側背部が灰青色で腹部は白い。

幼魚は、体側背部に吻から尾柄部まで達する3本の褐色縦帯がある。

スズキに似ているが、大きなエラ蓋に特徴がある。体長は1m余りに達する。

 

釣り方:アラの口は深海魚特有の受け口。

この形の口をした魚は見るからに貪食そうで、アラも大変な大食漢である。

しかも口が上を向いている魚は上から餌が接近してくるのを待つ習性があり、すぐ近くの底魚には見向きもしない。

 また、動作がゆったりとしているので、あたりはなんとも頼りがない。

根にひかかった程度の感触しかなく、それが突然強烈な引き込みを始めるので、タイミングの合わせ方が難しい。

釣り上げる時はスズキの「エラ洗い」と同じようにエラを広げて体を震わせる。

 

食べ方白身の魚で、脂が乗っている割にあっさりした味わいである。

身がしまっているので、2日間ぐらい寝かせてから刺身にする方が旨い。

頭・カマ・内臓はきれいに水洗いして塩を振り、熱湯に通す。

これを適当な大きさに切って、もみじおろしにカボスの三杯酢を薬味にして食べると美味。